金継ぎ.com     金継ぎを楽しみながら研究するサイトです。

うるし工房「和漆堂」
名古屋市守山区中志段味2559-1

漆芸伝承の会主宰
栗原義博 先生
 

   栗原先生の教室風景から


栗原先生による金継ぎの手順
   ■割れた茶碗の直し方
@ 白無地の茶碗を割ってお稽古用にします。
A 本うるしに硬化剤を加え練っているところ。
 接着には一般に市版されている生うるしを用い ますが、栗原教室では先生が独自に開発された本うるしを用います。
 本うるしには硬化剤を加えますが、その割合は 5:1にします。
*うすめ液が多いとうるしの力が弱まる為。
B 大きく8個に割れた茶碗を直していきます。
 @の割れ面にAのうるしを塗り、接着していきます。
 接着した箇所がズレないようセロハンテープを貼り固定して乾燥させます。
C 乾燥後、硬化した余分なうるしをペーパーで磨いて仕上げます。
D ペーパーで落とせないうるしは、彫刻刀で削り取ります。
(つづく)
金継ぎとは 金継ぎの手順 蒔絵 金継ぎ.com

kintsugi.com                  Copyright(C)2001 Kintsugi.com,Inc. All rights reserved.